実にさまざまなやり方でフェイスリフトは行われています。ひとつは内視鏡を使うやり方です。また組織を引き上げ顔に張りを
持たせるSMASと呼ばれる方法、顔全体の挙上を骨膜下で目指す方法などいろいろと開発されているのです。切開箇所につい
ては小さく髪の中だけに加えられるものもあります。ほかの切開線としては、頭部から耳後部、後頭部は生え際に向かって加え
られるものもあります。50歳前後の年齢層がこの手術を希望する最も多い年代です。この場合の切開線は典型的な側頭部から後
頭部にかけてになり、そこから皮膚をひき上げます。ゆるんでしまった新組織を引き上げ、さらに余分な皮膚を切開線に沿って
切り取るというSMASが一般的な方法のようです。